咳 cough


咳は気道に何らかの刺激が加わった時におこる生体の防御反射(異物を排除する)です.

その他,胸膜,横隔膜,肺胞間質,外耳道などを介する場合,直接中枢からの刺激,意識的に起こす(咳払い)こともあります.

過度に咳が続く時は止める必要がありますが,痰を伴う湿性咳では咳は痰を出すという役目があるため去痰薬の投与が重要です.

痰を伴わない乾性咳では鎮咳薬が中心となります.

 

咳をきたす代表的な原因疾患を以下に示します.
•かぜ症候群
•急性気管支炎
•肺炎
•肺結核
•慢性気管支炎
•気管支喘息
•気管支拡張症
•肺ガン
•胸膜炎
•自然気胸
•心不全
•間質性肺炎/肺線維症
•肺塞栓 など

赤字は痰を伴わない乾性咳のことが多い病気です.

 

咳の時に注意すべきことは
•急性か,慢性か?
•痰を伴うか,痰の色は?血痰は?粘っこい?さらさら?
•喘鳴は伴うか?
•季節性?環境によって違うか?
•時刻によって違う?朝方に強い?夜間?
•随伴症状は?(発熱,咽頭痛,呼吸困難など)

 

咳が続いて病院を受診する時は,以上のような事項を教えてもらえると参考になります.